2011年07月20日

JIN

JIN
作者 村上もとか
スーパージャンプ
全20巻
幕末の日本にタイムスリップした脳外科医 南方仁が、過去の人間の運命を変えていることを自覚しつつも、人々を救う為、現代から持ち込んだ知識と幕末の人々の協力により、近代医療を実現していく。
この漫画はドラマが好評で原作よりドラマ見た人が多いんじゃないかな
タイムスリップ、医療、幕末、坂本龍馬、吉原とネタがてんこ盛りで色んな観点から見ても面白い作品ですね。
 江戸時代では治らない病気やケガを仁が現代医学を駆使して治していく様は何か爽快な感じがしましたし、江戸時代ならではの人情味、生活感、誇りと意地が随所に描かれていて、現代人の生きることへの不真面目さというか豊かさ故の奢りを感じました。
 非常に面白く幕末の新たな一面も見ることができましたが・・が!しかし漫画のストーリーとしては、坂本龍馬暗殺までは盛り上がって行く訳ですがその後がいかにもやっつけ仕事というか、辻褄合わせの為に存在する感じで急につまらなくなって行きます。そもそも根本的な問題であるタイムスリップした理由とかが結局最後まで明らかにされない!
 ドラマ版は個人的にも好きな大沢たかおさんと中谷美紀さんが仁と野風ということもあり期待して見ましたが期待以上に熱演ですばらしい作品に仕上がっていましたね。他のキャストも映画並の演技派俳優陣が多く特に咲役の綾瀬はるかさんと龍馬役の内野聖陽さんは良かったです。人気漫画は実写版で劣化することが多いのですが原作のクオリティをアップさせていたと思います。
個人的にはドラマでは10年に1本の名作になった気がしました。
しかし・・・しかしこちらもラストが・・・最後は手紙1枚で終わるような日本の作品によくある逃げの終わりでした。真正面からがっつり咲と仁が結ばれてハッピーエンドの展開にしてほしかったですね。
 とはいえ漫画は何年たっても読まれるレベルだし、ドラマもあれほど魅せられる作品は近年無いと思いますから両方とも要チェクだと思います!

2011年06月28日

新宿スワン

新宿スワン
作者 和久井健
ヤングガンガン
コミック1巻〜26巻
 主人公の白鳥龍彦(タツヒコ)が歌舞伎町を拠点とするスカウト会社「バースト」に入社したところから話が始まり、波乱の展開を経てスカウトの頂点へと登りつめていく様を描いた作品

 この漫画は新宿というアンダーグラウンド色の濃い街を舞台にスカウトという一般の人にとってはあまり馴染みが薄いと思われる職業?を焦点に描かれています。
 私もスカウトって職業は知ってましたが詳しい内情とかは知らなかったので、興味深く読みました、作者が元スカウトらしく、エピソードとかは架空の話だとはおもいますが、リアルな感じがとても良いですね。
 仕事的には女の子を、キャバ、ヘルス、ソープ、AVなどいわゆる水商売に紹介し、その紹介料をもらって収入を得ているのですが、同業者の縄張り争いや商品である女の子の奪い合いなどを暴力で支配していかなければ行けない部分があり、不良やケンカ漫画好きな人は好きなんじゃないかな。
 商品が女の子ということもあり、女の子自身の問題や、恋愛とか性絡みのトラブルもあります。
 バックのヤクザ、麻薬、ホスト、社会情勢により変わっていく新宿などネタ的には困らないかんじですね。
 主人公のタツヒコは、単純でイケメンではありませんが、ガタイが良くケンカが強いです。女の子に騙される事はあっても騙せないタイプで普通に考えてこの手の仕事は向かないタイプだとは思いますが、そこは漫画ですし、いわゆる大物と言われるような人たちには気に入られて、知らず知らずのうちに実力をつけてのし上がっていきます。
 全体的に辛口に言うと、ヤクザほどハードな暴力や内容ではなく、スカウトでのし上がってもな〜とか思ってしまい中途半端感はありますね。
 絵は最初はちとアレですが、話が進むに連れ確実にうまくなっていきますし、登場人物も個性的な人が多く、うまく描けていると思います。
 設定こそ中途半端感はありますが、エピソードごとの盛り上がりは非常にいいですし、話が一転二転して展開していきますので、目が離せないというか一気に読んでしまいます。
 この作者なら他の設定でも良作品を描いてくれそうな感じはしますね。

2011年06月27日

ナナとカオル

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ナナとカオル
甘詰留太
ヤングアニマル・ヤングアニマル嵐
コミック1巻〜6巻
高校のマドンナ的存在の千草奈々とダメ生徒の杉村薫は、マンションが隣同士の幼馴染。
カオルは趣味のSMの妄想に明け暮れていたが、そんなある日、ナナがふとしたことでカオルのコレクションのボンテージ衣装を着てしまう。それをきっかけにナナとカオルの秘密の「息抜き」が始まった。

 この漫画は、SMといえば普通のHに物足りなくなった人がするマニアっぽいイメージがある行為ですが、それをまだピュアな高校生が息抜きの為に行うという設定で、しかも恋愛に関してはかなり奥手な感じで、アンバランスな感じがしますが、そこがいいですね。
 話の流れとしては、ストレスが原因で成績の伸びないナナは、幼なじみで隣人のカオルの部屋でボンテージの衣装を見つけ、何故かドキドキするその衣装をこっそり着てしまいます。かぎりなくHな衣装を着てゾクゾクする感じを受けている自分に気が付きます、間違って鍵がかかってしまい、仕方なくカオルに脱がしてもらい、その時に見られ触れられた手に快感を覚えてしまい、軽くイッてしまいます。
それが原因でストレスが発散され、成績が良くなっていきます。
それ以後ナナはストレスが溜まると、カオルに秘密の息抜き(調教)をねだるようになっていきます。
 その後は首輪を付けて公園散歩・放尿、縛りで撮影したり、コートの下に縛られて感じでいるのを不良に見つかり危機一髪とか読んでてドキドキする展開もあったり、ボールギャグ、開口器、スパンキングなどドンドンエスカレートしていきます。
 絵もキレイな方だとは思いますし、ナナが感じていく様子が非常によく描けていると思います。
 クラスでは優等生でマドンナ的なナナを、幼なじみとはいえチビでダメダメで自分に自信のないカオルがSMで調教していくという、エロゲームでは王道な展開ですが面白いです。
 今後の予想としては人気がでるとSM内容はドンドンエスカレートして、恋愛的な発展、Hは無しの展開が続くんだろうな〜とは思いますが、あまり引っ張ると飽きてくるのでササッとHしちゃって、Hも含めてドンドンエスカレートしていって欲しいですね! サンプル画像も載せておきます!
posted by BBL at 20:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | エッチ・恋愛系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月23日

自殺島

自殺島
森恒二
ヤングアニマル
コミック 1巻〜5巻発売中
 主人公セイは自殺未遂を繰り返した末に、「生きる義務」を放棄した意思を示す書類にサインをする。
病院のベッドの上で意識を失ったセイは、自分がまだ生きており、そして自分と同じ未遂者達が周囲に何人もいる事に気付く。
そして、ここが自殺を繰り返す“常習指定者”が送り込まれる島、自殺島である事を知る

 この漫画は、タイトルこそ自殺島とまるで自殺の為の島みたいな感じですが、漂流物の色合いが濃いですね、いわゆるサバイバル漫画ですね。
元々自殺者ですから心が弱い者が多く序盤で自殺していく者も多いのですが、生きる気力は無いけどお腹が減ったのは我慢出来ない!みたいな半端な自殺者や、借金等で止む終えず自殺はしたけど、この島では、借金の返済を迫られる訳でもないので逆にイキイキしている者などが、魚を取ったりしてなんとか生き延びていきます。
主人公のセイもどちらかというと無気力人間っぽい感じですが、サバイバルを通してたくましくなっていきます。
 話的には自殺者がサバイバルで生き残ろうと頑張るって設定がかなりミスマッチな感じですが、不思議な面白さがありますね。(どう考えても自殺しないだろwって感じの人もいますけど)
 リーダー的な者、ヒロイン的な女、娼婦、暴力者、ニューハーフ、明らかに小者な奴など登場人物もバラエティに飛んでいて、それぞれが自殺するような悩みなどを抱えており、そういう面でも考えさせられる物があります。
今後冬をむかえたり、他のチームとの抗争もありそうですし、この島にもまだまだ謎がありそうで展開がきになる所です。

2011年06月21日

Doubt

Doubt
外海 良基
ガンガンコミックス
全4巻
ウサギ(プレイヤー)の中に紛れ込んだ嘘つきオオカミを探し出すゲーム『ラビット・ダウト』。参加者は全員ウサギの形をしたマスコットや人形を所持。ゲー ムを失敗すると参加者が一人ずつオオカミに殺されていくという仮想ゲーム。 そんなある日、そのゲームが現実の通りになり、主人公をはじめ6人の少年少女が悪夢のような殺人ゲームに巻き込まれていく…。

 この漫画は男女6人の少年少女がウサギのかぶり物をした者に襲われ謎の建物に監禁されます、体のどこかにバーコードが付けられていて、そのバーコードが鍵の役割になっており、出口を探して脱出を目指すのですが、一人ずつ惨殺されて行きます。
 内容的にはホラーとかサイコ系ですが、絵は非常に優しく丁寧で女の子でも違和感なく読めるんじゃないかな。
洋画のSAWとかCUBEを思い起こされる設定ではありますが、6人という少ない人数の中に犯人がいて一人ずつ殺されていき主人公含め残り3人とかになってもはっきり犯人が特定できない展開は非常に良く考えられていると思います。
最終的な犯人は、ああああ〜〜って感じで私は予想外でしたが、後から思えば序盤に布石が打たれていて、強引に最後にまとめた感じではないので許される範囲だとは思います。(それは無いだろ・・・ってオチの漫画も多いしね)
しかし犯人がここまでの猟奇殺人をする動機が少し弱いというか、その辺のバランスがすこし悪い気がしましたね。
全体的には全4巻でキレイにまとめられていて、もっと評価されても良い作品だと思いました。
続編でJudgeというタイトルで連載されてますね、こちらも期待したいです。
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